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右直事故 決着(備忘録)

遡ること2か月。
典型的な右直事故。
DSC08701s.jpg

=発生=
帰宅時、もう周りは暗くなっていた。
フロントライトを点けて車道の左側をのんびりとピストで走っていた。
クルマは少なかった。
右折しようとウィンカーを出しているクルマがいるのは朧げにわかったが、今自分が通り過ぎたところに右折車線があったのでそっちを曲がる車だろうと思ってそのままのんびりと走っていた。
するといきなり目の前にクルマが現れた。
もう気づいた時にはブレーキをかけたのとぶつかったのがほぼ同時。
右折してきた車の側面に衝突。

どのようにぶつかったがよく覚えていないが、左の肩と頭がクルマに当たりその反動で右側に倒れた。
すぐに立ち上がれなかった。

何処が痛いのかわからない状況で、助手席にいた男が
「大丈夫ですか?」
と言って降りてきた。

何も言えずにいると、運転していた女が下りてきて
「大丈夫ですか?救急車呼びますか?」
と聞いてきた。

何とか自分で立ち上がって、自転車を歩道に運んで座りこんだ。
この時点でどこが痛いのか、体の具合がどうなのか判断できなかった。

相手が
「警察に連絡します。」
と言う。
さらに
「保険屋に電話します。」
という。

事故の経験から、全額負担をしてもらおうと一筆書いて貰うつもりだったが、頑なに「保険屋 保険屋」と繰り返す。
警察や怪我人よりも保険屋なのかと頭に来た。

同乗の男がどこの誰なのかわからないが、保険屋への連絡はすべてこの男がやっている。
女は警察へ電話をしようと車検証を持ってウロウロしている。

警察が来て現場検証を終え、ここでの確認は物損事故にするか人身事故にするかということ。
こちらとしては怪我をしているし、どこがどう痛いのかまだよくわからないので、病院には明日(金曜日)の朝行くと宣言した。
その後警察へ診断書を持ってくればクルマの運転手を刑事告発するという手続きを取れると言われた。

現状把握ができていることは、
自転車はハンドルがステムごと90度左に曲がっている。
後輪が回らなくなっている。
体は、左手首が時計のベルトで傷ついて出血している。
左の肩(肩甲骨)が痛い。
右ひじが擦り剥けて痛い。
右ひざも少し痛い。
左ひじが痛い。
ヘルメットのお陰で大事にはならなかったのだと思う。
このヘルメットはもう使えない。
ウェアは何とか大丈夫そうだが、脱いでみないとわからない。

相手のクルマは左フェンダーから左ドアにかけて凹みと傷。

その後相手の保険会社から電話があった。
どうやら外国人のよう。
流暢に聞こえるけど日本人じゃないとわかる。
時間外の対応専門らしい。
連絡先と事故受け付け番号を聞く。
翌朝は病院へ行くのでできるだけ早く連絡が欲しいと要求した。

=人身=
一番近くの整形外科へ向かった。
相手の保険屋からの電話を待つ。
治療費を建て替えるのは嫌なので、全額保険屋が支払うことを確認してから受付。

軽い問診のあとレントゲン。
13枚のレントゲンを撮った。
昨日警察官に聞いた話だと、健康保険が効かないレントゲンは一枚15,000くらい掛かるらしい。

結果骨に異常は見られないということで、全体的に打撲と捻挫という診断。
一応警察向けに診断書を作成してもらって、大量の湿布と痛み止めを処方された。
診断書は警察へ提出に行ったが、小竹さんは不在だったので託けた。

動けなくなるような痛みはない。

午後当方の自動車保険屋さんへ連絡。
特約で自転車事故の補償がついているので相談した。
1、自分の非を一切認めないのであれば示談サービスは受けられない。示談とはお互いの責任を認め合って負担割合を決める相談をするからである。
2、今回は特約の部分なので、保険等級には影響しない。

この後合計7回の通院治療を行った。

=物損=
修理見積を依頼しに購入した自転車店へ。
クロモリなのでフレームの修正ができると思ったので部品交換も含めてお願いしに行った。
現実に部品を集めて作った自転車なので、代替パーツは現行品に該当するものが一つもない。
1、サドルの表皮が破れている=廃版商品
2、ブラケットが破損している=廃版商品
3、ペダルが大きく傷ついている=廃版商品
4、フレームに傷がつき塗装がはがれている=修正または塗りなおし
5、フォークが傷つき塗装がはがれている=修正または塗りなおし
6、フォーク・フレームとも衝撃で歪んでいる可能性が高いので、正確な状態に戻してもらう
7、車輪が歪んでいる=リム交換または振れ取り
8、これらの修理に伴う部品の調達と作業費用
これで見積りをお願いした。
ただ、実際には廃版商品を現行品に交換することは希望していない。
オールドパーツを探してもらって、原状回復をお願いした。

その他損害品の一覧表を作って相手方の保険会社に提出した。
購入時期と購入金額を明細として
因みに、修理見積に加えて自転車自体の購入時期と金額も損害品一覧に書き加えた。

=決着=
約1か月が経過して、物損部分の支払いが行われた。
過失割合は90:10
つまり10%は自己負担という事だ。
さらにモノには経年劣化ということがあり、購入時の補償は受けられないということ。
自転車は基本的に5年償却という。
事故車はすでに3年を経過しているので、査定金額は半分以下という事になった。
新しい自転車にするという期待は無かったけれど、これでは修理費のうち自己負担が多くなってしまいそうだ。
修理をガマンしなくてはならない部分が出てくるという事だ。
ここからは自転車屋さんと相談しながら進めていく以外に手は無さそうだ。
クルマの事故でもそうだけれど、機能が復活すれば上出来と思わなくては。

対人のほうは、休業補償と慰謝料が支払われることになる。
職場の総務に書類作成を依頼して、昨年の源泉徴収の控えとともに送付。
相手が計算をして振り込んできた。
休業補償は通院のために仕事を休んだ時間を計算してくる。
よってこれは仕事仲間に迷惑を掛けた結果だという事になる。
慰謝料は通院日数から計算してくる。
よってこれは回数を重ねた方がお得である。

これにて一件落着。
結局痛い思いをして、自転車がボロくなって、不愉快な思いをしておしまい。
事故当日以外に相手からの連絡は皆無。

で、本日修理を終えた自転車が帰ってきた。
年末の忙しい時期に無理を聞いてもらって年内の引渡し。
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幸いにもクロモリだったので、フレームの芯だしとフォークの修正をしてもらった。
さらに傷ついた部品は交換をお願いした。
しかし物損の支払い金額が少なくて、ガマンをしなくてはならない部分が沢山あった。
自腹を切るつもりは毛頭ないので、与えられた範囲での修理をお願いした。

遠目にはキレイ(元通り)になっているように見えるが、キズがあちこちに残ったまま。
DSC09233s.jpg
一先ずはまっすぐ走るので我慢我慢。

この事故は防げたかと言えば絶対に「NO」だ。
それなのに痛くて損した。
これ位で済んでよかったと思うべきなのか?
ケガに関してはそうだけど、保障に関しては全然納得できてないんだよね。
ゴネても事態が好転するとは思えないので我慢したけど。

世に聞く事故成金って何をどうしたらそうなれるんだろう?
後学のために聞いておきたいものだワン!
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コメント一覧

#6542 No title
大変ですね。
「保険屋に連絡」に関しては、保険会社が事故直後に連絡しろ、と言っているので気にしたのかも知れませんね。実際には直後でなくても大丈夫ですが。
損害賠償は、私の方は細かい算定方法も教えてもらえないですが、最近は書かれているように耐用年数5年で計算され、それより古いものは購入価格の残存価値として10%となるようです。
本来の損害賠償の考え方であれば、同じ経年劣化程度のものが復活できるハズ(価値の下落分が払われる)なので、同等の中古品を使っても直すのに全然足りないのなら算定方法がおかしいという事になりますが、それを証明するのも難しい。
車も同じ算定方式だとしたら、価値のあるクラシックカーを全損させても、購入価格の10%になるので、明らかにおかしいのですよね。
事故成金は、たまたま見つけましたが、要は麻痺が残ったりして障害者扱いになればかなりのお金は貰えるみたいです。症状ないのにいつまでも痛い、痺れる、など言ってられませんが。
結局自転車側が、痛い思いをして損をするのがやるせ無いですね。
私の方は少しは進んだものの相変わらずです。
#6543
大変でしたね
大きなケガや後遺症が無いのは良かったですが、保険金の計算にはやはり納得いかないかことが多いですね。
保険屋さんも商売なので、少しでも払いたく無いのでしょうが、最低でも現状復帰ぐらいまでは払わせたい気がしないでもないです。

私の場合だと、購入から8年経過しているので価値ゼロの査定なので、修理できなければ自腹で買い替え。。。ムリですσ(^_^;)

そうならないように出来るだけ気をつけて走ります。
#6544 No title
 大変な目に遭われたものです。
 直後の写真では、ハンドルの曲がり加減がスゴい… しかし、大きなケガには至らなかったようで、不幸中の幸いと言うべきでしょうか。

 補償の考え方って、ムズかしいですよネ。
 クルマでも一部を板金にしようとすると、他の部分は日焼けしているので、完全に同じ色にならず、全塗装だと保険が降りない、と。
 しかも「償却」という考え方が出てきちゃうと、単にひとつの側面からしか見ない(見られない?)ので、モノの価値からは遠ざかってしまう…

 しかし、クロモリフレームって修正できるんですネ…
 よっぽどの技術がないとダメなのでしょうが、スゴいなぁ

>事故当日以外に相手からの連絡は皆無。
 保険のCMでもオペレーターがかわりに相手と話をする、なんてシーンが出てきますが、加害者にしてみたら気が楽になるんだろうけど、被害者にしたらちょっと… ですよネ。
 まぁ交渉途中で変な事になったら… という点もあるんだろうけど、しかし最後に菓子折りでももって見舞いにくる、とか、それぐらいのことがあってもいいような気がします。

 事故後、2ヶ月ということですので、もうケガも全快でしょうが、お大事になさってください。
#6545 No title
Brio.さん
「保険屋に・・・」は謝ったら負けの意識なんでしょうね。
下手なこと言うなと教育されてるのかな。
どんなにお金を積まれても元に戻らないモノは結局泣くしかないのでしょうね。
でも、そんなところをお金で解決して欲しいです。
モノの価値は人それぞれなのは確かなんですけど。

そちらも早く解決することを祈っています。
ただ妥協を出来ない部分がありますからネ。
#6546 No title
ねおぷりさん
基本的に保険屋さんは儲かっているんでしょ?
って思いますよ~。
細かいことはやってられないというキモチも分かりますがね。
体が長引かなかったのが不幸中の幸いなんでしょうな。

それより、blogタイトルを変えて書いたらどうです?
もう白いヤツは滅多に乗らなくなるんだから(笑。
#6547 No title
こたさん
実は慰謝料で家が建つんじゃないかと思っていました。
しかし残念ながら・・・・。
いろいろと勉強になったこともあるのですが、今後に活かせる機会は欲しくないです。

体はほぼ全快ですので、あれこれお付き合いください。
菓子折りは郡林堂の豆大福がいいです!
#6548 No title
直ってよかったと思っていましたが、読んでいるとだんだん腹立たしくなってきました。
何でこっちが痛い目して損しなきゃって・・・
本当に而今、じゃない、事故成金ってどうすればいいのか、どんな対応するのがいいのか、調べておく必要ありますね。

何はともあれ、大きな怪我にならなくて良かったです。
お互い気をつけましょう!
#6549 No title
やっぱり事故をすると自転車乗りは負けますね。最近スポーツ用自転車と自動車の事故が増えたので、保険会社もノウハウを貯めたようで耐用年数とかいう概念を持ち出してます。まあ、体を傷めるだけ損です。自転車なんて本当は安いものですが、身体は障害が残ったりする可能性があり、しかも会社も休まねばなりません。私の場合は弁護士を入れましたので、保険会社の弁護士と係争中です。


見舞いの件、私は、事故当時、相当ナーバスになっていたようです。相手の女の子(未成年)があいさつに来たいと言っておりましたが、お断りしました。大人げなかったですが、感情はどうすることもできません。

まあ、事故は嫌ですね。注意するに越したことはありません。でも、自転車乗りには起こりえる。覚悟して乗るべきでしょう。私は辞める気はないですけどね。

今年も、よろしく。最新の注意を払い自転車に乗ることにしましょう。
#6550 No title
HIDEちゃん
まあ本当に怪我の具合が軽かったからこうして書いていられるわけで。
でも、妥協せずに要求だけはすべきです。
通院も納得できるところまでいくべきです。
時間と労力が必要ですけど。
ただ、仕事場に迷惑がかかったり仲間に負担をかけるのは躊躇しますよね。

暫くは臆病に走ることになりそうです。
#6551 No title
kincyanさん
私自身に落ち度はなかったと今でも思っています。
それは相手の保険屋にも言いましたし、警察の事情聴取でも言いました。
相手の出方によっては裁判も辞さずと考えていましたが、裁判の結果が示談よりも納得できない結果になることもありえると考えてやめました。

お金の話は保険屋に任せるとしても、人道的にけが人を思いやる態度は最低限必要だと思います。
そこだけはどうしても許せないです。
だってクルマの人は財布以外痛いところは無いんですから。
恐らく反省もしてないです。
運が悪かったくらいにおもっているんでしょう。
腹が立って仕方がないですよ。

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